国体道路から少し入り若宮神社を抜けたところに「山響屋(やまびこや)」はあります。
一見すると民芸品店のようですがどこか様子が違います。店内にはレゲエが鳴り響き、レジにはキャップにダボっとした身なりのB-boy(ヒップホップを好む人のこと)が佇んでいます。この人こそ、店主の瀬川信太郎さんです。もともとグラフィティ(※スプレーやフェルトペンなどを用いて壁や電車などに落書きするアート)のアーティストだったそうですが、ある時達磨と出会い、達磨にストリートカルチャーを融合させて作品をつくるようになったとのこと。そして、達磨好きがこうじてついにはお店を出すまでになりました。店内には達磨のほかにもユニークな郷土玩具が所狭しと並んでいます。店舗を構えるにあたって、神棚をまつることは最初から頭の中にあったといいます。「おばあちゃんから、よく神さまにお米やお酒あげてきてと頼まれていました」。小さい頃から神棚は慣れ親しんでごく自然な存在だったそうです。
山響屋
http://yamabikoya.info/