インターネットに次ぐ第二のIT革命と言われるブロックチェーン。グッドラックスリーはその技術をゲームをはじめとしたエンタテインメントに応用し配信している会社です。そんなデジタル分野の最先端のような場所にも神棚があります。
毎月1日、15日、誰に言われるともなくお供え物を取り替えている早川さん。ある日の朝、いつものように神棚をきれいにして二拝二拍手一拝をしていたところ、自分のかしわ手に気づいた取締役も一緒に神棚の前で手を合わせて祈ったそうです。その様子を見て「波及するっていいな。こういう祈るということが社員にも波及するといいな。神棚は祈るきっかけをつくるもの、つくれるものなんだ」と思ったそうです。
グローバル展開を見据えているグッドラックスリーには外国人スタッフも在籍しています。アメリカ人のジョンさんは「日本の神道は、“いただきます”や“ごちそうさま”など生活の中で特別意識することなく自然に神さまとの交流があるところが面白い」と興味を示し「とても季節的、抽象的な宗教と感じるので誰の生き方にも応用できそう。自分はクリスチャンだけど心の中ではその信仰とぶつかってない」と続けます。
日本に来て初めて神棚を見たのがここグッドラックスリーだったと言うジョンさん。オフィス内の一角にひっそりと馴染んであまり意識されてないように見える神棚への「リフレッシュルームに移動したらもっとスタッフ達も神棚に気付くかもよ?」という素朴な問いに「スタッフ皆がいつもいる場所にあって、皆が見守られる。それが神棚なので、あそこが正しい場所なんですよ」と同席の神職が応えると「OK!」と理解を示していました。違う文化圏から見る神棚や神道の文化に、新鮮な気づきを覚える一日でした。
株式会社グッドラックスリー
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